【開催地:大阪府 開催日程:2014.7.19~2014.10.13】

【6】アンリ・ルソー300-393
アンリ・ルソー 《人形を抱く子ども》
1904-05年頃 オランジュリー美術館
© RMN-Grand Palais (musée de l’Orangerie)
/ Franck Raux / distributed by AMF – DNPartcom

絵画作品において、子どもは主要なテーマの1つ。古来より多くの画家が子どもをモデルとして描き、そこに様々な想いを込めてきました。今夏より大阪市立美術館で開催される「こども展 名画にみるこどもと画家の絆」は、そのモデルとして描かれる子どもと、子どもたちを描いた側(画家や親たち)に焦点を当てた展覧会です。従来の展覧会では、技術や特徴を鑑賞するというものが一般的ですが、本展ではその枠組みを超えて、子どもたちの目線を通じて作品に秘められたメッセージやエピソードを読み解くという絵画の新しい鑑賞方法を提案する画期的な展覧会となっています。

また、本展はパリ・オランジュリー美術館で開催された展覧会“Les enfants modèles”(「モデルとなった子どもたち」と「模範的な子どもたち」のダブルネーミング)を日本向けに再構成したものです。モネ、ルノワール、ルソー、マティス、ピカソを始めとする18~20世紀の主にフランスで活躍した画家たち約47人による、およそ86点の作品が出展されます。中でもアンリ・ルソーの描いた「人形を抱くこども」は彼が生涯に描いたと確認される4枚の子どもの絵のうちの1点で、大変貴重なもの。他にもモーリス・ドニが描いた日本初公開の「トランペットを吹くアコ」など、みどころがたくさん。これらの作品を通じて、作品に秘められた両者(「描く側=大人」と「描かれる側=子ども」)の想いに迫る展覧会です。

【12】オーギュスタン・ルーアール0325-300-221
オーギュスタン・ルーアール 
《眠るジャン=マリー、あるいは眠る子ども第1番》
1946年 個人蔵© Collection particulière 
Photo: Valentine Pedoussat
【10】ピエール=オーギュスト・ルノワール300-367
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《ジュリー・マネの肖像、あるいは猫を抱く子ども》1887年
オルセー美術館© RMN-Grand Palais (musée d’Orsay)
/ Hervé Lewandowski
/ distributed by AMF – DNPartcom



【会場】大阪市立美術館
〒543-0063 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 (天王寺公園内)
 
【会期】平成26年7月19日(土)~10月13日(月・祝)
 
【開館時間】午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
 
【休館日】月曜日(ただし、7/21、9/15、10/13は開館、7/22、9/16は休館)
 
【観覧料】
一般 1,500円(1,300円)、高大生1,000円(800円)
※( )内は、前売り、20名以上の団体料金
※中学生以下、障がい者手帳などをお持ちの方(要証明)は無料
※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。
【公式HP】http://www.ytv.co.jp/kodomoten/
 
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