映像と自動演奏するオブジェの世界「松本秋則　オトノフウケイ」展

映像と自動演奏するオブジェの世界
「松本秋則　オトノフウケイ」展

アート情報　＜関東＞

06/25

【開催地：神奈川県　開催日程：2015.3.21~2015.8.30】

《Sound Forest》2015年撮影：佐々木敏晴

《Sound Theater》2015年撮影：佐々木敏晴

造形作家・松本秋則氏は、竹を主な素材に用いて組み上げ、音の出るサウンド・オブジェを制作している作家です。空気の動きを捉えたりモーターを駆使して作品に動きを与え、竹同士がぶつかりこすれ合ったりすることによって生まれる音の連鎖が、素朴で愉快な音楽を奏でます。また、巨大なスクリーンを仕立ててオブジェを投影し、音と映像が織りなす優しく心地よい風景を創出します。

本展は、≪Sound Forest≫と≪Sound Garden≫、そして≪Sound Theater≫という3つのインスタレーションにより構成。≪Sound Forest≫はフロア内に目線の位置が変わるサウンド・オブジェを20個ほど設置。自動演奏する竹の打楽器のアコースチックなサウンドを立体的に楽しめます。≪Sound Garden≫は白い砂の上に設置されたパイプオルガンなど5種類の自動演奏の管楽器が音の組み合わせを変えながら演奏します。≪Sound Theater≫は和紙のトンネルを通って会場に入ると巨大スクリーンに影絵が映し出され、影絵と竹の自動演奏による音と映像の世界を体感できます。会場を巡り様々に変化する音と光が繰り広げる一期一会の世界をお楽しみください。