【開催地：愛知県　開催日程：2015.6.6~2015.8.30】

井上安治（探景）《東京名所従吾妻橋水雷火遠望之図》1888（明治21）年　ボストン美術館
Jean S. and Frederic A. Sharf Collection　2000.395a-c　

河鍋暁斎《地獄太夫》19世紀後半、
明治時代　ボストン美術館
Charles Bain Hoyt Fund and funds donated by
John C. Weber 2010.373
Photographs ©2015 Museum of
Fine Arts, Boston.

本展は、アメリカ・ボストン美術館と東京藝術大学のふたつのコレクションを合わせる“ダブル・インパクト”によって、19世紀後半からはじまる日本と西洋との双方向的な影響関係を再検討しようとする展覧会です。

1853（嘉永6）年、ペリー提督率いるアメリカ艦隊が浦賀に来航し日本との通商を求めてきた、「西洋衝撃（ウェスタン・インパクト）」から、日清・日露戦争で勝利をおさめ、日本が急速に近代国家を確立させていった近代までの歴史を５章に分けて展示を構成。教科書に載る有名作品から、初蔵出し作品まで、総点数約150点で美術立国ニッポンを振り返ります。

本展で紹介する東京藝術大学のコレクションは、ウェスタン・インパクトの象徴。そして、ボストン美術館の近代コレクションはジャパニーズ・インパクトの象徴とみることができるでしょう。本展では、このふたつのコレクションを合わせることによってあらわれる、「明治ニッポンの美」の歩みを紹介してまいります。

旭玉山《人体骨格》年代不詳
東京藝術大学

【開催期間】
開催中～8月30日（日）

【開館時間】
平日　午前10時－午後7時／土・日・祝・休日　午前10時−午後5時（入館は閉館の30分前まで）

【休館日】
月曜日（祝・休日の場合はその翌日）

【会場】
名古屋ボストン美術館（〒460-0023　名古屋市中区金山町1-1-1）

【観覧料】
一般 1,300円
高校・大学生 900円
中学生以下 無料

【HP】http://www.nagoya-boston.or.jp/

 
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