国内最大規模、没後初の大回顧展開催! バルテュス展
05/03
【開催地:東京都 開催日程:2014.4.19~2014.6.22】
バルテュス《美しい日々》 1944-1946年 油彩、カンヴァス 148x200cm
ハーシュホーン博物館と彫刻の庭 © Hirshhorn Museum and Sculpture Garden, Smithsonian Institution,
Gift of the Joseph H. Hirshhorn Foundation, 1966. Photography by Lee Stalsworth
ピカソをして「20世紀最後の巨匠」と言わしめた画家バルテュス(1908〜2001)。時が止まったように静謐な風景画や、バルテュス曰く「この上なく完璧な美の象徴」である少女のいる室内画など、どこか神秘的で緊張感に満ちた独特の世界観は、多くの人々に愛され続けています。
そのバルテュスの国内では最大規模かつ、没後初の大回顧展がついに開催されます。ポンピドゥー・センターやメトロポリタン美術館、また公開されることの少ない個人蔵の作品など、国内ではほとんど見ることができない作品が世界中から集います。また、40点以上の油彩画に加えて、素描や愛用品など100点以上が紹介されます。
さらに本展の見どころとして、バルテュスが晩年を過ごしたスイスのロシニエールにある「グラン・シャレ」と呼ばれる住居に残るアトリエを会場内に再現。在りし日のまま残されている貴重な品々を見ることができます。
1934年にパリで開かれた最初のスキャンダラスな個展以降、扇情的なポーズを取る少女というモチーフのため、批判や誤解にもさらされたバルテュスですが、20世紀美術において、最も重要かつ特異な位置を占める画家の1人です。ぜひ、この機会に孤高の画家バルテュスの芸術に触れてみてはいかがでしょうか。
バルテュス《夢見るテレーズ》 1938年 油彩、
カンヴァス 150x130cm メトロポリタン美術館
Jacques and Natasha Gelman Collection,
1998 (1999.363.2). Photo: Malcolm Varon.
© The Metropolitan Museum of Art.
Image source: Art Resource, NY
バルテュス《地中海の猫》 1949年 油彩、カンヴァス
127x185cm 個人蔵
(開催情報)
【会期】 2014年4月19日(土)~6月22日(日)
【会場】 東京都美術館 企画展示室 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
【開室時間】9:30~17:30(金曜は20:00)、入室は閉室の30分前まで
【休室日】 月曜日、5月7日(水)
(ただし4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開室)
【お問い合わせ】 03-5777-8600(ハローダイヤル)
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