【開催地:東京都 開催日程:2013.9.3~2013.11.24】

 

奈良県にある興福寺は、全国の国宝仏像彫刻の約15%を所蔵している、まさに仏像の宝庫ともいえるお寺です。
2009年に開催された「国宝 阿修羅展」(東京国立博物館)を観に行った方も多いと思いますが、その阿修羅像も興福寺に所蔵されている仏像の1つです。
今回紹介する「国宝 興福寺仏頭展」は、興福寺創建1300年を記念して、その所蔵作品の中から国宝25点・重要文化財31点を含む70点を超える至宝が集う展覧会です。

1国宝「銅造仏頭」白鳳時代 興福寺蔵

見どころは、なんといっても展覧会名にもなっている国宝「銅造仏頭」。この仏像は、白鳳時代の685年に完成し、興福寺の東金堂に本尊・薬師如来として祀られていました。ところが、1411(応永18)年12月の火災で破損した後、500年近く所在不明となっていたのですが、1937(昭和12)年10月、東金堂の解体修理中に偶然発見されたという逸話があります。その後、頭部のみにもかかわらず国宝に指定されました。仏頭の表情は威厳があり、微笑んでいるようにも見え、「白鳳の貴公子」と呼ばれています。頭部だけで総高98.3cmもある巨大な像は必見です。

27国宝「伐折羅大将立像(木造十二神将)」
鎌倉時代 興福寺蔵

 
また、現在も東金堂に安置されている国宝「木造十二神将立像」(鎌倉時代)も、展示されます。実は仏頭が罹災する前、眷属(従者)として安置されていたのが、この木造十二神将立像でした。今回の展覧会で、実に600年ぶりに、その主従が再会することになります。

そのほかにも国宝に指定されている興福寺所蔵の「板彫十二神将像」をはじめ、法相宗の教えを伝える絵画や書跡、最新のヴァーチャルリアリティー技術で復元した仏頭など、様々な展示が楽しめます。

 
さらに仏頭の魅力を伝える“仏頭大使”として、芸能界きっての仏像ファンで知られるみうらじゅんさん、いとうせいこうさんが就任。展覧会オリジナルグッズの開発や、会期中のトークショーなども行われます。

《 先着で3組6名様、抽選で2組4名様にチケットをプレゼント! 》
チケットのお申込みはこちらから
※ 当選発表はチケットのお届けをもって代えさせて頂きます。

公式HP
http://butto.exhn.jp/

展覧会特設サイト「仏頭タイムス」
http://butto.exhn.jp/times/index.html

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