日本人の“美”と“心”を書で味わう 「特別展 和様の書」
08/06
書籍/イベント 【イベント開催地:東京都 開催日程:2013.7.13~2013.9.8】
和様の書とは、中国からもたらされた書法を日本の文化の中で独自に発展させた、「日本風の書」のことを指します。
平安時代中期以降に社会制度や文化の和風化が進み、日本独自の仮名が生まれ、仮名と漢字が調和した「和様の書」が展開していきました。
この展覧会では、その「和様の書」の名筆が一堂に会します。三跡(さんせき)と呼ばれる小野道風(おののとうふう)・藤原佐理(ふじわらのさり)・藤原行成(ふじわらのこうぜい)をはじめ、日本を代表する能書の作品や四大手鑑(よんだいてかがみ)など至高の名筆が集合。
また、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康ら、天下人の自筆も勢ぞろい。出品総数約150件のうち、なんと約80件が国宝・重要文化財です。
日本の文化が育んだ文字の美しさと、日本人の心を感じることができる、またとない機会となるでしょう。
和様の書 HP
http://wayo2013.jp/
また「特別展 和様の書」に登場する国宝の写筆を特別付録として体験できる、「美しいかなが書ける本」(枻出版社刊)も発売中です。展示会場、全国の書店で購入できます。