【開催地：東京都　開催日程：2015.9.1~2015.10.25】

伝 俵屋宗達 《槙楓図》17 世紀(江戸時代) 紙本金地・彩色 山種美術館

酒井抱一 《秋草鶉図》
【重要美術品】19 世紀(江戸時代)
紙本金地・彩色 山種美術館

2015年は、琳派の祖といわれる本阿弥光悦が京都洛北の鷹峯に”芸術村”をひらいてから400年を迎える記念の年として注目を集めています。俵屋宗達、本阿弥光悦が創出した美の系譜は江戸時代を通じて脈々と受け継がれ、明治以降の日本画家にも多くの影響を与え続けています。

本展はその琳派400年を記念して開催され、俵屋宗達をはじめとする琳派の作品27点を展示。代表作や著名な作品をはじめとする優品を一堂に公開します。
宗達(絵)･光悦(書)《鹿下絵新古今集和歌巻断簡》、尾形乾山《定家詠十二ヶ月和歌花鳥図(二月)》、酒井抱一《秋草鶉図》【重要美術品】など見どころが満載。さらに、福田平八郎《彩秋》や山口蓬春《新宮殿杉戸楓4分の1下絵》の装飾性、菱田春草《月四題》や小林古径《狗》のたらし込みなど、近代･現代の画家たちが琳派に学んだ軌跡も紹介します。

俵屋宗達(絵)・本阿弥光悦(書)
《鹿下絵新古今集和歌巻断簡》
17 世紀(江戸時代)
紙本・金銀泥絵・墨書 山種美術館

加えて、竹内栖鳳《秋夕》や奥村土牛《栗鼠》､川合玉堂の描く詩情あふれる《渓雨紅樹》､奥田元宋《奥入瀬(秋)》の燃え立つような紅葉など､バラエティに富んだ秋の情景を味わえる現代以降の作家の作品も展示。季節が変わりゆくこの時期に、絵画作品の中に表現された深まりゆく秋を堪能できる展覧会となっています。

【開催期間】
2015年9月1日（火）〜10月25日（日）

【開館時間】
10:00〜17:00　（入館は4時30分まで）

【休館日】
月曜日（但し9月21日・10月12日は開館、9月24日・10月13日は休館）

【会場】
山種美術館
〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36

【観覧料】
一般：1200(1000)円、大高生：900(800)円、中学生以下無料
＊（　）内は20名以上の団体料金
＊障害者手帳、被爆者手帳ご提示の方および その介助者（1名）は無料

【HP】
http://www.yamatane-museum.jp/

 
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