ジャポニスムの巨匠がついに日本へ
「ホイッスラー展」開催
10/06
【開催地:京都府 開催日程:2014.9.13~2014.11.16】
《灰色と黒のアレンジメント No.2:トーマス・カーライルの肖像》
1872-73年 グラスゴー美術館
© CSG CIC Glasgow Museums Collection
ジェームズ・マクニール・ホイッスラー(1834-1903)は、アメリカのボストン近郊ローウェルに生まれ、パリの印象派の画家たちと交流をもちつつロンドンを拠点に活躍した、19世紀後半を代表する画家・版画家です。彼は、万博を契機として欧米にブームを巻き起こした日本の美術・工芸品から大きなインスピレーションを得て独自の画風を確立したことで、ジャポニスムの先駆的芸術家としても世界的に知られています。
本展では、日本では27年ぶりとなる国内過去最大級のホイッスラー大回顧展で、アメリカ、イギリス、フランスの20か所以上の美術館など所蔵機関から、油彩・水彩・版画作品約130点が集結。《白のシンフォニー No.2:小さなホワイト・ガール》をはじめとする初期から晩年までの代表作が来日します。
さらに、ホイッスラーが影響を受けた東洋の陶磁器など生前の所持品や、浮世絵も展示。ホイッスラーのインスピレーションの源を感じることができるでしょう。
また、京都国立近代美術館にほど近い、京都市美術館において「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」も開催されています(9月30日(火)〜11月30日(日))。こちらも合わせて鑑賞しジャポニスムの魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
《白のシンフォニー No.2:小さなホワイト・ガール》
1864年 テート美術館 ©Tate, London 2014
【開催期間】
2014年9月13日(土)~ 11月16日(日)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌火曜日)
(ただし、9月22日(月)、10月14日(火)、11月4日(火)は開館)
【開館時間】
午前9時30分 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
※9月20日(土)・21日(日)は午後8時まで開館
(入館はいずれも午後7時30分まで)
【会場】
京都国立近代美術館
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
《白のシンフォニー No.3》 1865-67年
バーバー美術館(バーミンガム大学附属)
The Barber Institute of Fine Arts,
University of Birmingham
【入館料】
一般1500円(1300円)・大学生1100円(900円)・高校生600円(400円)・中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金および前売料金。
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
(入館の際に証明できるものをご提示ください)
【公式HP】
http://www.jm-whistler.jp
《 ホイッスラー展のチケットを先着で2組4名様、抽選で3組6名様チケットをプレゼント! 》
チケットのお申込みはこちらから